卵子と精子は卵管の中で受精した後、受精卵は卵管の中を運ばれて約1週間後に子宮の中に着床します。しかし、まれに受精卵が子宮の中以外の場所に着床する場合があります。子宮外妊娠と言います。全妊娠の0.3?0.7%くらいの頻度で起こります。
子宮外妊娠で最も多く起きるのは卵管の中に着床してしまうケースです。卵管妊娠といいます。
子宮外妊娠の原因ははっきりとは分かっていませんが、性病のクラミジアや淋病を治療せず放置していたりするとリスクが高くなります。
子宮外妊娠を放置するとやがてお腹の中で流産したり、卵管が破裂してお腹の中に出血して危険な状態になりますので、速やかに手術して処置する必要があります。
子宮外妊娠の場合でも尿検査で妊娠反応は陽性となりますので、尿検査で2本線がでた後はエコー検査をして受精卵が子宮内に着床していることを確認することが大切となります。
星光クリニック 大阪 難波(なんば)心斎橋のレディースクリニック(婦人科)