生理(月経)の間隔がばらばらといっても年齢によってかなり意味が違ってきます。
初めて生理(初潮)があったときから数年間つまり12歳頃から16歳くらいまでは、生理と生理の間隔がばらばらであってもあまり心配する必要のない場合が多いです。
この時期は、卵巣から規則的に卵子が排卵する機能がまだ十分に成熟していないので、生理も規則正しく来ないからです。排卵の機能が成熟するにつれて生理も毎月順調に来るようになると考えられます。
しかし、17、18歳過ぎても生理の間隔がばらばらで周期が整わないときは病院を受診して検査をする必要があります。何らかの異常があって排卵がスムーズにゆかない可能性があるためです。異常があっても早く発見して早く治療を始めた方が治りやすいですし、将来、不妊になったりすることを防ぐこともできます。
45歳頃を過ぎるあたりから生理の間隔がばらばらになるのは、多くの場合、年齢とともに卵巣の働きが落ちてくることによるもので老化現象の一つと考えられます。
その頃になると生理の間隔が短くなり、その後間隔がばらばらになり、やがて生理と生理の間隔が長くなってやがて50歳頃になって閉経に至るというのが一般的な傾向です。
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