糖尿病、肝臓病や腎臓病が原因となって外陰部にかゆみが起きることがあります。糖尿病では外陰部だけにかゆみが生じますが、肝臓病や腎臓病では全身にかゆみが出るといった違いがあります。糖尿病は血糖値が上がることで皮脂が減少して皮膚が乾燥しかゆみが生じます。治療で血糖値を下げるとかゆみも治りますが、糖尿病でカンジダや細菌性膣炎を併発しているときは膣剤や軟膏を使います。
その他、病気ではありませんがビタミンB2が不足しても外陰部が赤く腫れてかゆみが生じることがあります。ビタミンB2が不足すると口唇や口角にびらんがでやすくなります。