費用:1回(2錠) 2、200円(税込み)
1 服用方法
感染が心配な性行為後、72時間以内にビブラマイシン錠100mgを2錠服用します。食後でなくてもよいのでできるだけ早く服用して下さい。早めの服用が効果的です。
*ビブラマイシン錠は、ニキビやその他の感染症に一般的に使われる薬です。
2 予防効果
感染が心配な性交後、72時間以内に服用すれば梅毒の感染を87%、クラミジアの感染を88%、淋菌の感染は55%低下させるとの報告があります。
3 薬を服用できない場合
過去にビブラマイシンやテトラサイクリン系の抗生物質でアレルギー症状が出たことがある場合。
4 注意して服用しなければならない場合
下記のいずれかに当てはまる場合は、ご相談下さい。
- 肝機能障害がある・妊娠している・授乳している・小児(8歳未満)・高齢者(65歳以上)
- 食道通過障害がある。
5 併用に注意する薬
- 低用量ピル(避妊効果が低下する可能性があります。) *アフターピルの併用は可能です。
- カルシウム剤、マグネシウム剤、アルミニウム剤、鉄剤、ビスマス塩、抗凝血剤、カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン、バルビツール酸誘導体、スルホニル尿素系血糖降下薬
6 その他の注意事項
- ビブラマイシンによる予防法はコンドームなしの性行為を推奨するものではありません。
- 飲酒は控えて下さい。必要以上に薬の効果が増強される可能性があるためです。
- 服用前後2時間は乳製品を避けて下さい。薬の吸収が低下する可能性があるためです。
7 副作用
- 服用者の10%程度に食欲不振、吐気、嘔吐(服用から2時間以内に嘔吐したときは再服用が必要です。)、腹痛、下痢が生じることがあります。
- その他の副作用(頻度不明)
まれに口内炎、舌炎、発疹、アナフィラキシーショック等が生じることがあります。